32.多様性を体感する

近年では,通園施設にも障がいの重度・重複化で一つの園の中でも多様な障がいのあるこどもたちがいます。外国出身の保護者のもとで育つこどもなど,多様なバックグラウンドをもつこどもたちが一緒に生活する園も増えてきました。また,保育所での統合保育の取り組みも進んでいます。こどものころから,いろんな障がいのこどもがいること,多彩な文化や言葉を有する国や地域があり,肌の色,考え方などもさまざまな人たちがいることを体験的に知っていることは,こども自身や保育者,保護者のとっての多様性への感受性や寛容さなどの土台になります。

交流保育,小学校・特別支援学校の体験などもこうした多様性の体験の機会です。