43.協働の達成感と喜び

他者を大切にする心や、他者との関わりを喜ぶ態度を育てるために、こどもたちが協働してなにかをやり遂げ、その達成感や喜びを共有する体験をもつことが推奨されています。人との関わりの中でともに何か大きな事柄を成し遂げるには、「どうすればいいか」「どうすればより良いものができるか」「良い関係のなかで物事を進められるか」など、たくさんのことを考える機会を持てます。こうした機会が、創造性や思考力の成長につながっていきます。もちろん、達成感や喜びを共有することで、仲間や仲間関係への愛着を強くし、人に対する愛情や信頼感が醸成されるでしょう。