住まいのアイデアマットやラグを敷く

場所 リビング、台所、寝室、脱衣所
取り組みやすさ ★★★すぐにできる(モノを足す、ルールを作るなどの工夫)
こんなお悩みを
お持ちの方へ
  • 距離感がつかみにくい
  • 部屋のなかのどこにいるかわからなくなる

マットやラグをよく使う場所や歩く場所に沿って敷くことで、壁から手が届かない広い空間でも、足の感覚をたよりに行きたい場所や通り道がわかりやすくなります。家の中の雰囲気を壊さずに、好みの物を使ってできる工夫です。

手を伸ばして届く範囲に触れるものがないところでは、自分がどこにいるのか、どこまで行けばよいのか、向いている方向が合っているのか、などがわかりにくくなります。そのような場所では、足の間隔で確かめられる目印としてマットやラグを利用することができます。

たとえば、リビングでソファの下にラグが敷いてあり、ソファから30cmほど離れたところまでラグが広がっているとします。このようなときには、リビングから入ってソファまで手で触れる目印がなくても、歩いていってラグのヘリを足でみつけることができれば、ラグを手がかりに自分の位置を把握し、ソファを発見することができます。

また、ラグのヘリを使って室内のエリアを区切り、ソファエリアとダイニングテーブルエリアの境界を示したり、マットやラグの角を歩行経路の曲がり角に合わせたりすると、点字ブロックのような機能をもたせることができるのです。さらに絨毯やラグなら、自分の好きな色やデザイン、足で触ってもわかりやすい素材を選んで、自宅の中の装飾や雰囲気を大事にできるでしょう。

実施するにあたっては、以下の点がポイントです。

  • マットやラグは、ヘリがめくれていたり、丸まってしまっていたりすると、つまずいて転びやすくなります。歩くときに足に引っかかって危険にならないような注意が必要です。
  • マットやラグが滑らないように敷きます。
  • 床やテーブル・イスなど、隣り合うものとマットやラグとの色のコントラスト(明るさの差)を強くすると、足で触れるだけでなくみえやすくなる工夫にもなります。