住まいのアイデア段差をスロープにする

場所 トイレ、リビング、庭・外構、浴室、玄関、脱衣所、階段
取り組みやすさ ★★すこし難しい(家具やインテリアへの工夫)
こんなお悩みを
お持ちの方へ
  • 段差がわかりにくい・段差がこわい
  • 転びそうになる

アイデアのポイント

  • 置き型の段差解消ブロックやスロープで段差をゆるやかにし、玄関まわりの動きを落ち着ける
  • 段差解消ブロックは道路や歩道には置けないため、必ず敷地内に設置する
  • 雨水が残らない面と、すべりにくい素材を選ぶ

歩道や道路から敷地に入るときの段差は、日常的に必ず通る場所でありながら、足元がとらえにくいことが少なくありません。また、門から玄関までのあいだ、そして玄関の上がり口にも段差があることがほとんどです。これらの段差を置き型の段差解消ブロックやスロープの設置で解消することで日常での出入りの際の移動の流れを整えます。


置き型のタイプは、床材を大きく変えずに使えるため、環境に合わせて高さを調整しやすい点が特徴です。玄関では、上がり框(かまち)の手前に置くと、足の上げ下げが少なくなり、動きが整いやすくなります。屋外では、庭先から敷地内へ上がる小さな段差に合わせてブロックを並べ、歩く流れをなだらかにします。雨の日にぬれやすい場所では、表面にざらつきがあり、すべりにくい素材を選ぶと安心です。ただし、法律上、ブロックは歩道や道路側に設置できないため、置く場所には注意が必要です。


工事などを行ってスロープをつくる際には、幅(最低でも肩幅+余裕)、方向転換のスペース、荷物を持って歩く際の動作などを想定する必要があります。計画する際に、どこを通るか・どこで一度止まるかを決めておくとよいでしょう。たとえば、門から玄関までのあいだにスロープを設ける際は、途中に少し広めの平らな場所をはさむと、休む・体勢を整える・方向を変えるといった動作が落ち着いて行えます。