食事は文化のひとつであり,健康な食生活は健やかな身体や心の基盤の一つとなります。誰かと食をともにすることは人間関係の構築にもつながります。
 食事やおやつをつくる様子が見えたり,その匂いを感じたりすることは,食や調理への興味関心を育て,食欲を刺激して積極的に食に向かう姿勢に結びついていきます。それは,主体的に生活に向かう姿勢のひとつでもあります。

園にランチスペースやホール兼ランチスペースを設ける場合には,配膳のしやすさやこどもたちが調理の様子を見えやすいようになどの配慮から,多くのケースでランチスペースと調理室を隣接させて配置します。さらに多くのケースで,配膳がしやすいように両スペースの間にはカウンターを置きます。

こちらの園では,厨房からもってきた食事を,保育室の一角に設けられたパントリー(簡易的なキッチンや配膳できるスペース)でこどもたちが配膳します。パントリーはランチスペースと一体的に設けられています。

この園では,5歳児を中心に頻繁に調理活動をしています。そのために,園庭の一角に調理活動のスペースをつくっています。調理活動では,火を起こし,近所の大工さんなどからもらってくる木材を燃やしてカレーや豚汁などをつくります。自分たちで食事を作ることで,食材や,調理のプロセス,食事を作る人の気持ち,食べてもらったときの気持ちなどを知っていきます。

情緒の安定
1.登園時の期待感
2.気持ちの切り替え空間
3.小さな居場所
4.くつろいだ雰囲気
5.延長保育スペースでの配慮
豊かな感性
6.「触」覚のある環境
7.遊びのなかの触覚
8.全身で感じる遊び
9.においの体験
10.風と気づき
11.光の体験
12.日常的に美に触れる
豊かな心情
13.「演じ」て理解する
14.表現する−音楽
15.表現する−絵画,造形
自然と生命への
畏敬と愛情
 
19.自然に親しむ
20.季節を感じ,楽しむ
21.命を感じ,親しむ
 
創造性の芽生え
13.「演じ」て理解する
14.表現する−音楽
15.表現する−絵画,造形
16.物語が編み込まれた環境
17.遊び込める仕掛け
18.見立てを誘う環境
豊かな言葉
35.文字や数字がある環境
36.知識や物語の泉に触れる
37.読み聞かせの演出
38.ショウ&テルの機会
思考力
30.伝統文化を遊ぶ
31.自国の文化を知り,親しむ
32.多様性を体感する
33.電子メディアとの適切な距離感
34.「不思議」,科学の目の芽生え
自主性・主体性・意欲
50.「基地」空間
51.アフォーダンスの演出
52.遊びの可視化
53.遊びの保存
54.片付けのための工夫
55.遊びの場の保障
56.集中して遊べる空間
自立と自律
22.時間の可視化
23.日課の可視化
24.音で場面や行為を知る
25.流れをデザインする
26.「自分で」を支える
27.着脱の自立への配慮
28.排泄の自立への配慮
29.身近な手洗い場
 
関わる
喜んで話したり
聞いたりする態度
 
38.ショウ&テルの機会
39.仲間の共有
40.保育単位の連携と柔軟性
41.交流の拡がりを誘う空間
42.育ち合いの仕組み
人に対する愛情と信頼感
42.育ち合いの仕組み
46.命の祝福
47.自己の成長の確認
48.生活の振り返りの機会
49.作品の展示
他者大切にする心
協調性
 
43.協働の達成感と喜び
44.集団活動の機会
45.集団のなかでの個の尊重
 
空間把握と身体の把握
57.拡がりのある空間の体験
58.立体的な空間の体験
59.俯瞰する体験
60.安全と危険の感覚
しなやかで健康な身体
61.日常的に身体を動かせる
乳児の環境
62.全身を使って遊べる幼児の環境
63.午睡や休憩での配慮
食への興味と関心
64.調理との関わり
65.食べ物を知る
66.食べ物を育てる体験
 
家庭地域との連携
67.地域の文化と伝統に親しむ
68.地域との関係をつくる
69.保育の時間の共有
70.保護者とつくる環境
71.保護者の活動支援
72.保護者同士の関係をつくる